自主調査

【自主調査結果】開幕直前!北京オリンピックに関する 日中比較調査更新のお知らせ

2008年07月31日

GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:細川 慎一)は、自社が運営するリサーチコミュニティ「infoQ」において、会員22,104名に対し、同時に、infoQ Global Network中国パネル(※1)において514名に対し、北京オリンピックに関する比較調査を行った。以下はそのアンケートをまとめたもの。

■ 北京オリンピックのテーマ「エコ」、環境問題に関心がある
日本 :88% ⇔ 中国 :99%

■ オリンピックの自国開催であげられる1番のメリット
日本:経済効果が高まる ⇔  中国:自国のアピールが出来る

■ 北京オリンピック観戦のためになんらかのAV機器を購入した
中国:99% (内、47%が液晶TV)

その他の結果
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・「環境問題に関心がある。」と答えた人は、日中ともに高かったが、11ポイント中国が上回った。特に中国(北京)モニターには「全く関心がない」と答えた人はいなかった。環境問題について何かと話題になる中国だが、国民の関心はとても高いことがわかる。

・日本モニター(infoQモニター)と、中国(北京)モニターでは、北京オリンピックのテーマ、エコロジーの成功において大きく認識が異なる。約90%の中国(北京)モニターが成功すると考えているのに対し、infoQモニターは約70%の人が成功しないと答えた。「Think Globally、Act Locally」と言う言葉通り、国民全員で考えて実行していくことが大切!成功は中国国民と参加者の手に委ねられている。

・中国、日本共にテレビ等での観戦が一番多いが、開催国中国では主に会場まで足を運んで観戦する人が 23%にも上った。現地開催ならではの結果だ。逆に日本モニター(nfoQモニター)ではTVなどで見るが圧倒的に多く約80%に上る。行けたら行きたいが・・・というひとも多いことが推測される。

・開催国中国では、99%の人が北京オリンピックをきっかけに何らかのAV機器を購入。特に、「液晶TV」を購入する人は約半数の47%にのぼった。それに対して、日本モニター(infoQモニター)ではオリンピックを観戦する為にAV機器を新たに購入した人は少なく、一番多かった液晶TVでも僅か10% に留まった。

・開催国中国では 90%以上の人が、楽しみにしていると回答している。日本(infoQモニター)は65%に留まっている。だが、4年に1度の祭典、国民の多くの人が楽しみにしていることに変わりは無い。

・日本(infoQモニター)が最も楽しみにしているオリンピック競技は水泳!!また2004年アテネオリンピックで銅メダルを獲得した野球・星野JAPANが2位にランクイン!一方中国(北京)モニターは、やはり中国の国技でもある卓球と答えた人が最多。陸上競技やサッカーはinfoQモニター、中国(北京)モニターともに上位にランクイン。万国共通の人気の高さが推測できる。一方、金メダル獲得では、日本代表infoQモニターでは水泳、柔道、野球、中国(北京)モニターでは卓球、水泳、体操競技、バトミントンへの期待が高い。メダルへの期待が競技への楽しみを増幅させていることがわかる。

・ 開催国中国では約90%もの人が、北京オリンピックは成功すると回答。一方でinfoQモニターの回答は、「分からない」が一番多かった。競技そのものを楽しみにしており、オリンピックが全体として「成功」かどうか、と言うこと自体をあまり考えていないことが推測できる。

概要はこちらからご覧いただけます。
Forestown:北京オリンピックに関するアンケート結果

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(※1)infoQ Global NetworkとはGMOリサーチではinfoQ Global Networkとして、国内ネットリサーチ業界におけるモニター管理経験と、プロジェクト運営経験を生かし、弊社の策定するパネル品質管理基準をクリアする世界45カ国で約1400万人からなる調査パネルをご用意しております。infoQ Globa Networkは国内調査同様・日本語でのオペレーションにて、世界各国の高品質な調査データーをご提供します。