調査の概要

今回はGMOリサーチ&AIが運営するアジアクラウドパネル登録者を対象に、海外旅行に関する調査を実施しました。 調査対象国は、日本、中国、韓国、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアの10カ国。調査対象者数は3,328名です。

行く予定のある国、行ってみたい国で日本がトップ

「近い将来、あなた自身が行く予定のある国、または行ってみたいと思う国をすべて選んでください。」という質問をしたところ（複数回答可）日本と回答した方が53.5%、次いで 韓国40.8％、シンガポール33.1％の順となりました。
また、回答した中で、一番行きたいと思う国はどこか、という質問でも、 日本が21.5％、次いで韓国7.2%、スイス5.7％の順となりました。

全体で、海外旅行に行くなら日本、と回答する方が多い結果となり、旅行先としての日本の人気をうかがわせる結果となりました。

近いうちに日本へ行きたい、と考える人も多い

「（以下の国に）いつ旅行に行こうと考えていますか？」の質問に対して、「2023年以内」と回答した方の割合は、日本を選んだ方のうち54.1％であり、各国の中でトップでした。次いでタイの53.8％、シンガポールの46.0％の順となりました。

日本に旅行に行ったらやってみたいことは…

「あなたが今後日本へ旅行に行くとしたら、どんなことをしたいですか？」という質問について、 挙がった回答は、「日本食を楽しむ」64.7％、「自然・景勝地の観光」58.3％、「四季を体感（桜、ビーチ、紅葉、雪など）」57.1％、「温泉入浴」48.2％の順でした。
食分野や温泉など日本文化を感じつつ、自然も体感してみたいという人が多いようです。

ゆったりと、お金をかけて遊びたい

「日本へレジャー旅行に行く場合、あなたは何日間滞在したいと思いますか。」という質問に対して、「7日以上」と回答した方の割合が63.8％でした。
また、「日本での滞在中、あなたが娯楽に使えると思う予算額を教えてください（フライト代、宿泊費を除く）」との質問に対しては、「200,000円以上」と回答した方の割合が全体の53.9％、「500,000円以上」と回答した方も全体の14.1％でした。

日本へ旅行する際は、ゆったりと時間をかけ、娯楽にも費用をかけて楽しみたいと考えている方が多いようです。

 

まとめ

アジア各国の海外旅行についての意識などについてまとめました。 他の国と比べても日本へ行きたい方の割合は多く、海外旅行の渡航先として選ばれていることが分かりました。また、他の国と比べても、なるべく早く訪問してみたいと回答した方の割合も多く、旅行先としての日本の注目度は上がっていると推測できます。
コロナ禍もかつてのような流行状況ではなく、徐々に他の国との行き来も戻りつつある中で、日本に渡航してくる方、渡航してきた方の意識はどうなっているのか、ご自身のビジネスにおいて考える必要があるかもしれません。

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